予防接種に関して

スケジュールや接種方法など、あまり悩まずにどうぞお気軽にご相談下さい。
予防接種の種類が多いため、 “うち忘れ”があるお子さんもいらっしゃいます。
うち忘れがご心配の方も、母子手帳をご用意の上、遠慮なくご相談下さい。
予防接種のご予約は、ネット予約をご利用ください。
(当院初診の方は、お電話にてお問い合わせください)

※当日持参するもの
・母子手帳(接種履歴確認のため「公費の予防接種」、自費でも13歳未満の方は必ず持参してください)
・予診票(市発行の接種券がないと無料での接種はできません)
・保険証、医療証(診察が必要な方および初来院の方)
・診察券(再診の方のみ)
・お子さんにはあらかじめ注射があることを伝えておきましょう!(伝え方のコツのページ

予診票をお忘れの場合は接種できません
13歳未満の方は、すべての予防接種に際して母子手帳が必要です。
13歳以上の方も、公費の予防接種の場合は、必ず母子手帳をお持ちください

 

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ネット予約
(24時間予約操作可能)

定期接種

公費のため無料です。一部公費負担あり。

予防接種の種類と、接種時期・回数

アクトヒブ(ヒブワクチン) 2ヶ月から(計4回)
(注)令和6年4月より新規の方は不要
小児肺炎球菌(バクニュバンス) 2ヶ月から(計4回)
ロタウィルス(ロタリックス、ロタテック) 2ヶ月から(計2回あるいは3回)
B型肝炎 2ヶ月から(計3回)
四種混合 3ヶ月から(計4回)
(注)令和6年4月1日より新規の方から五種混合に変更
BCG 5ヶ月から(計1回)
麻しん・風しん混合(MR) 1歳、年長さんの学年(計2回)
水痘(みずぼうそう) 1歳、1回目から半年後(計2回)
日本脳炎 3歳から(計4回、救済措置あり)
二種混合(DT) 11歳から13歳未満(計1回)
子宮頚がん予防ワクチン(女性)

 

小6から高1まで無料(計3回)
救済措置の方:平成9年度生まれ~平成17年度生まれ(誕生日が平成9年4月2日~平成18年4月1日)の女性で、過去に子宮頸がん予防ワクチンを合計3回受けていない方
ニューモバックス(成人用肺炎球菌) 65歳から (¥3000)

 

任意接種

公費負担なしのため有料です

予防接種の種類と接種時期・回数・価格(税込)

インフルエンザ(10月〜12月) 6ヶ月から リンク参照
おたふく 1歳から(計2回) 6,500円
三種混合 5歳以上7歳未満 4,800円
不活化ポリオ 5歳以上7歳未満 8,800円
子宮頚がん予防ワクチン(女性) 高校2年以上(計3回) シルガード9は要問い合わせ
子宮頚がん予防ワクチン(男性) 9歳以上の男性(合計3回) ガーダシル(17000円)
ニューモバックス(成人用肺炎球菌) 65歳以上の助成非対象者 7,800円
診察時にご相談下さい
B型肝炎 無料期間外の場合 5,000円
水痘 無料期間外の場合 7,800円
水痘(帯状疱疹予防用) 50歳以上 7,800円
帯状疱疹(シングレックス) 50歳以上 22,000円 x2回
麻しん・風しん混合(MR) 無料期間外の場合 10,200円

風しん単独ワクチンは在庫はありません。

風しん対策事業について

必ずご予約の上、来院してください。

風しん対策事業についてのお知らせ

よくあるご質問(予防接種)


予防接種の日にお風呂は入っていいですか?
はい、入っていただいて問題ありません!

予防接種の日に運動をしていいですか?
激しい運動はお控えください。準備体操やストレッチ程度は問題ないと考えます。

同時接種が心配ですが、大丈夫でしょうか?
国際的にみても同時接種は標準的ですし、小児科学会でも同時を推奨しています。
頻回の受診を避けられるメリットもありますので、同時接種にご協力お願いします。

かぜを引いてたん切れを飲ませていますが、予防接種は可能でしょうか?
熱もない軽いかぜの場合、登園や登校できていて、食事や運動に制限がなければ原則OKです。
ご心配な場合は通常の診療枠を追加予約してください(同じ枠がいっぱいの場合はお電話ください)。
なお、インフルエンザやコロナ感染症などのお熱で療養が必要なほどのかぜの後は、治癒から1週間以上経過してからの接種を推奨します。
(例外)水ぼうそう、おたふくかぜ、麻疹、風疹の後は約1ヶ月あけましょう。

子どもが接種を嫌がります。当日まで言わない方がいいでしょうか?
子どもが予防接種を嫌がるのはある意味で当然のことかもしれません。
当院では事前にお伝えすることをお勧めしています。
伝え方のコツのページをご参考になさってください。

翌日に発熱したら、どうしたらいいでしょうか??
元気で風邪症状がない場合、接種部位が腫れている場合には接種の副反応の可能性があります。免疫の反応ですから心配せず、自然に1日で下がるのを待っていいと思います。お手持ちの解熱剤は使用してかまいません。
かぜ症状がある場合、元気がない場合は、副反応以外の可能性も考慮し、当日の受診相談での予約をご検討ください。

ばんそうこうは、いつはがしたらいいでしょうか?
自宅に帰ったらはがしてかまいません。
お風呂に入った際でもいいですが、長い間貼り続けるとかぶれることもあります。
数日腫れることや接種部位が青あざになるケースもありますが、一週以内か週単位で自然に回復することが多いです。

痛くて手や腕を動かすのがしんどいですが、どうしたらいいですか?
インフルエンザは人によっては腫れやすく、筋肉注射のワクチン(コロナワクチン、子宮けい癌ワクチン、帯状疱疹のシングリックス)なども痛みが出やすいと思います。
お手持ちの解熱鎮痛剤(アセトアミノフェンなど)をご利用いただくこともご検討ください。
痛みを気にしてまったく動かさないでいたり、気にしすぎてずっと揉んだり触ったりすると、余計痛みの症状が長引くように感じることがあります。
無理に運動したり重い荷物をもったりせず、なるべく普段通りの生活をしましょう。
そうすれば、日にち単位、あるいは週単位では回復してくることが多いです。
ご心配な場合は、小児科あるいは内科の枠にて診療の扱いでご相談ください。

副反応が心配で接種を決断できません。どうしたらいいですか?
まったく副作用のない予防接種はありませんから、確かにご心配だと思いますが、打たずに放っておく心配もありますよね。
当院としては、予防接種をすることやしないことで、いずれも「得」はないと考えています。
言い換えると、接種する場合としない場合で、どちらの「損」が少ないかの判断となります。
接種することによる「損」:痛み、費用、副反応、効果があまりない場合も
接種をしないことによる「損」:重症化リスク、感染リスク
「重症化や感染リスク > 副反応や費用の負担感」の場合は接種をすることになります。
これまで総合病院や救急の現場で多くの重症患者や助からない患者を見てきた私としては、ぜひワクチンの重症化予防効果を信じてワクチンを打つべきと考えます。
なお、副反応については可逆的なものや対処可能なものも多いと思います。
ご不安な点は、接種の前に、スタッフや看護師にぜひお話しになってみてください!

参考リンク

予防接種で防ぐことができる病気の説明のページ
横浜市保健所の予防接種のページ(当院は横浜市予防接種協力医療機関です)
日本小児科学会推奨の予防接種スケジュール

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