子宮頚がん予防ワクチンについて
当院は子宮頚がん予防ワクチンの接種を積極的に行っております。
予防接種の種類は当院では価数の多い「ガーダシル」を採用しています。
ガーダシルはネット予約にて承ります。
(サーバリックスをご希望の方は、お電話でお問い合わせください)
必ず母子手帳を持参してください(母子手帳がない方は接種できません)
18才未満の方は原則として保護者同伴が必要です
(13才以上18才未満の方については保護者の同意書があれば同伴不要)
小児科学会や産婦人科学会ではがんの予防効果から推奨する声明が出ています。
副作用についても一時メディア等で注目された有害事象(意識消失や痛みなど)と子宮頸がんワクチンとの直接の関連については、科学的なエビデンスはないとされています。
*子宮頚がんの約半分は、ワクチン接種によって予防できる可能性があります。
*ワクチンを接種した方も、おとなになったら必ず子宮頚がん検診を受けて下さい。
*ワクチン接種をしなかった方、あるいは途中で中止した方は、ワクチン接種した方に比べると、子宮頚がんにかかりやすい可能性があります。
*おとなになったら必ず子宮頚がん検診を受けて下さい。
スケジュール
合計3回
1回目から2ヶ月後に2回目、初回から6ヶ月後に3回目
サーバリックスとガーダシルの交互接種は認められません(初回接種した種類で3回接種します)
1回目、2回目がサーバリックスの方は、3回目もサーバリックスとなります
副反応
よくある副反応
注射部の痛み、腫れ、赤み(50%以上)
ごくまれにおこる副反応
アナフィラキシー(1/96万)
ギランバレー症候群(1/430万)
急性散在性脳脊髄炎(ADEM)(1/430万)
公費による無料接種の対象
小学校6年生から高校1年生相当の女子は無料接種可能です。
救済措置による無料接種の対象
接種日時点で横浜市に住民登録がある、平成9年度生まれ~平成17年度生まれ(誕生日が平成9年4月2日~平成18年4月1日)の女性で、過去に子宮頸がん予防ワクチンを合計3回受けていない方は、無料接種の対象となります。
令和4年6月以後、横浜市より順次予診票が郵送されますので、ご予約ください
実施期間:令和4年4月1日~令和7年3月31日まで
(注)その他の学年の方(自費接種希望の方)も、接種可能です。16,500円/回
(注)サーバリックス、シルガード9についてご希望の方は、お問い合わせください
update
2013年7月1日
2019年10月1日
2021年3月8日
2022年5月30日